国指定重要文化財の石橋

通潤橋と霊台橋

通潤橋(つうじゅんきょう)
山都町(旧矢部町)
 江戸時代後期、嘉永七年(1854年)竣工
江戸時代最大級の石造建築物です。
橋の向かって向かって左約6km先から水を引き、橋
中央が最低部で逆サイフォンの原理で右方向に水を
登らせ、白糸台地に送るための水路橋です。水は3
本の石の水管を通ります。定期的に水管の土砂、汚
れなどを取り除くために橋中央部から下の川へ放水
することが出来、現在ではその放水が観光名物の1
つにもなっていています。
現在でも農作物に欠く事の出来ない水資源を絶えず
送り続け、かつて渇水に悩んだ白糸台地を潤し続け
ています。
その橋の姿は人や牛馬車が通る橋の姿と異にし、
欄干もなく上面は水平に保たれています。美しいア
ーチ形状、そして橋桁を左右両方向からキッチリ補
強した見事な積み石・・・力強くも美しい機能美あふ
れる威容に目も心も奪われます。
2004年では竣工150周年です。
霊台橋(れいだいきょう)
美里町(旧砥用町)
 江戸時代後期(弘化四年)(1847年)竣工
宮崎、日向への日向街道、道筋・・・現在の国道218号線・・・。この場所はかつて緑川が急流になり難所とされていました。霊台橋はその難所にかけられた橋です。
竣工は通潤橋の7年前でこちらが古いのですが、アーチ状の形体の美しさ、人の往来をやさしく支える欄干・・・その橋本体はもとより、下流側の橋桁両側は大きく2〜3段に盛り上がった補強の積み石がわかり、息をのむほどに美しく力強さを感じます。

現在はその用を終えて、静かにたたずみ、すぐ隣にかけられた鉄筋の橋をせわしく渡る交通を静かに見守っています。

←ポイントを写真にのせてくださいね。


通潤橋の放水


2005/4/5 通潤橋の放水を写真におさめました。

何度か放水を見たことがあるのですが、今年になって初めて観た放水です。
田植え時期など、白糸台地に水を使う農繁期には、この放水は原則見ることは出来ません。
放水は、本来年に一度、送水管に貯まった、ゴミなどを流すために行うものですが、
現在は、これが、観光名物になっています。



3本の石管があります。欄干が無い
ので橋の上はチト恐いんです。
合計3箇所の栓があります。
前方に2本、後方に1本放水です。
なぜか真ん中は、栓が小さいです。
3本の取水口です。ココから水が管を通り、駆け降りて、橋を渡り、駆け上って白糸台地に注ぎます。その高低差役1.5mです。
放水停止時は、このように取水口を
閉じて、水の流れを変えます。
・・・放水の勢いが止りました。 栓を叩いて締めます。合計3箇所!
係りの人が言うには、冬は、「そうとう、こたえる」そうです。落ちない?



通潤橋の水路を巡る!
2007/3/7
さて、この通潤橋の水はどこから流れてくるのか?
約6キロ離れた、笹原川から円形分水を通って引いています。
ちょっと辿ってみましょう!

これは、案内も無く、ほとんど手探りです。
地元の人に聞いても、さっぱりわからない様子です。
この笹原川から引いている、いわゆる出発地点です。円形分水で分けて向こう側へ・・・
辿ってみます・・・狭い!軽自動車でやっとです。あれ、トンネルに・・・行き止り!
途中このようにトンネルになるところが数箇所!出口がわからず結構探しました。
案内板もありません・・・・方向もわからなくなります・・・不安・・・また、トンネル・・・
長い道のりに、何度か挫折しそうに・・・その先は・・・方向は正しいのか?
何度も用水路を見失いながら・・・あ・・・見えてきました・・・
通潤橋だ!

石橋探訪 FILE

噂の旅人 Mr Mark!TOP


トップへ
戻る