美里町の石橋(1)


緑川流域は日向街道筋とも言えるでしょう。
九州を横断する旧街道で
肥後(熊本)から険しい九州山地を抜けて、日向(宮崎)へ抜ける道筋です。

緑川は熊本県のほぼ中央を多くの支流を集めながら東から西に流れ、
下流は熊本市を抜けて、有明海に注ぐ、一級河川です。
江戸時代後期より、肥後石工、種山石工などの卓越した技術集団は
この流域に多くの石橋を手がけました。
この流域だけで、現存する石橋は100余りで、その多くは当時の姿を残し
現在も地域の人たちに親しまれ、使われています。
少しずつですが、それらの橋を訪ねてみました。


美里(みさと)町(旧、中央町)付近



馬門(まかど)橋  文政11年(1828年)竣工
 

国道218下方、釈迦院川にかかる橋で、周囲は静かな佇まいで、現在は通る人もほとんど見かけません。
架橋は古く、種山石工、勘五郎と備前の石工、茂吉が共同で手がけた橋です。
そのせいか、橋は下部アーチ部分と上部欄干部分とで作為が異なるように見えます。


二俣橋(二俣福良橋&小筵二股橋)
文政11、12年(1829、30)


緑川支流である、2つの川(釈迦院川、津留川)の合流にかかる双子の橋です。
とても絵になる情景で跨ぐ二つの川も美しく、しばし見入ってしまします。
それぞれ、文政11、12年(1829、30年)架橋といいますから、
すぐ上流の馬門橋、小筵橋と同時に架橋を手がけられたものでしょう。
それぞれ橋の大きさも形もとても似ているように思えます。


妙見橋                小筵橋              古米橋 
    小市野橋              機織橋             小岩野橋  
堅志田橋               風呂橋              年祢橋
水路橋です↑現在は修復工事中でした。




参考資料・・・「石橋物語」 熊本県上益城地域振興局


    

石橋探訪 FILE

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