行乞記(九州地方)

〜昭和5年、九月より九州地方〜


山頭火再出発の地、八代(やつしろ)にて・・・

球磨川を望み鎮座する山頭火の碑
「このみちや いくたりゆきし われはけふいく」・・・と詠む。
   「私はまた、旅に出た。愚かな旅人として放浪するより外に私の生き方はないのだ」

昭和5年9月9日のことです。熊本県八代市萩原塘吾妻屋に宿泊


熊本県八代市日奈久(ひなぐ)温泉にて。
県下で一番の歴史(600年!)を誇る温泉地です。


「・・・私は所詮、乞食坊主以外の何者でもないことを再発見して、また旅に出ました
歩けるだけ、歩きます。行けるとこまで行きます。」
「温泉はよい。ほんたおによい。ここは山もよく海もよい。
できることなら滞在したいのだが・・・」

山頭火は、この地でなんと3日も滞在しています。(昭和5年9月10〜12日)
長く続く旅の前に鋭気も養う、ここの温泉、そして宿・・・よほど気に入ったのでしょう。

「織屋」(おりや)
山頭火が宿泊した宿として、現在でも、当時(昭和5年)そのままで残っている、
全国的にも貴重な建物です。

佐敷〜人吉へ

9/13、日奈久温泉を後に、二見(ふたみ)駅まで歩き、汽車に乗る・・・
佐敷駅で降りて、町を3時間行乞・・・とあります。 佐敷町、川端屋に宿泊。

「三時間行乞、やっと食べて泊まれるだけいただいた。
此宿もよい。爺さん婆さん、息子さんみんな親切だった。」

現在は肥薩おれんじ鉄道の
二見駅・・・今は無人駅です
山頭火はこのホームに立って汽車に
乗りました。
現在の佐敷町です。今でも薩摩街道筋の宿場町の雰囲気が残っています。川端屋とは、どこにあったのでしょうか?







9/14、佐敷の町から、山手へ歩き
・・・5里先の一勝地(いっしょうち)へ。

 
   山頭火が歩いた道です。




山頭火の足跡・・・このほかも、どんどん探訪します、また見にきて下さいね。



山頭火 FILE

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