八代市東陽町の石橋


種山村を見下ろす山々は
永く苦しい、石工達の苦闘史を150年間、
静かに見続けてきました。


氷川(ひかわ)は決して大きな川ではありませんが、五木村、五家荘の源流あたりから、
険しい山を駆け降りて、急激な谷を抜け、支流を集めながら、わずか約15km余りで
そのまま干拓地である八代平野に一気に抜け、八代湾に注ぐ川です。

急流な河川は毎年のように増水し、荒れだしたら手がつけられない・・・。
しかしそんな川でも人の暮らしに多くの恵みをもたらしてくれます。
平らな土地に乏しく、田畑は山の斜面に築かれた棚田や段々畑・・・。
林業が盛んで、椎茸、生姜、お茶などの特産品からもそのことが伺えます。

そんな厳しい自然の中に生きる山村の人たちのために、
種山石工たちは腕をふるって
果敢に石橋を架け、その技術を磨いてきたのでしょう。
           


旧、東陽村の石橋 
東陽村は2005年10月より八代市に合併しています。


肥後の種山村・・・現在は東陽村、
 種山石工の里です・・・村内には石橋がさすがに多いですね


鹿路橋(ろくろはし)
笠松橋の上流にかかり、笠松橋と同
じ大きさの橋に見えます。
笠松橋
過去、何度も激しい水害の被害にあ
っても耐え抜いた橋。アーチ部分を残
して半壊したことがあるようです。
後に組み石が重ねられ、現在もその
様子がわかります。
谷川橋
昭和初期の橋。上部は鉄筋コンクリートで補強されています。
阿蘇神社に通ずる橋です。

山口橋
氷川の支流、河俣川の支流の美生
(びしょう)川にかかる橋です。
宙に浮く様なアーチ形状です。
鶴下村中橋
山口橋のすぐ上流にかかる橋。小さ
いながら、車も通れます。
(ぎりぎりかも?)
美生(びしょう)橋
これまた現役の橋です。美生川にかかる橋のなかで一番上流にかかります。

蓼原橋(りくはら)橋
美生川にかかる現役橋です。こちら
も車で渡るのはチョット・・・コワイ!
                    
        松山橋       
民家の裏にかかる小さな橋です。 
        
        仁田尾橋
       こちらも現役!
館原橋
ただ一軒の民家につなぐ橋
         岩本橋
半アーチ形状です。あたりは田畑で
す。     
今屋敷橋
車も通る現役で小さな橋です。
実に丈夫そうに見えます。
新開橋 
小さな川にかかっています。
あたりは田畑です。
 
鍛冶屋下橋 
     江戸文政時代の橋     
  

鍛冶屋自然石橋
石工、橋本勘五郎の住居のすぐ上で晩年に自ら架けた橋です。
鍛冶屋中橋
ちょっと言われてみないと気がつか
ない橋ですね。
 鍛冶屋上橋
鍛冶屋があって、農耕具や石を加工
する鎚などを作っていたようです。 
     
椎屋橋
泉村に向かう国道443号線沿い。
氷川のすぐ支流にかかります。
 平山橋 
小さな川にかかり、あたりは田畑
                    
         重見橋       
東陽村中心部の石橋公園に移築保
存された橋です。大きな欄干部です
が、安全のために造られたようです。
   
    現在の重見橋あと 



石橋探訪 FILE

噂の旅人 Mr Mark!TOP

トップへ
戻る